神守る島でつくる天然塩

大島の塩の秘めた力を解き明かす!
塩むすび大好物、むなかたのテンちゃんの質問に大島村商店秘書が答えます(^^)/

むなかたの<br>テンちゃん
むなかたの
テンちゃん

どーして大島は神守る島って言われているの?

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は2017年世界遺産登録認定を受けました。
大島には関連遺産の場所が2か所有ります。

まずは世界遺産になった理由から。
昔むかし宗像むなかたに三女神がお生まれになりました。宗像三女神と沖ノ島

島そのものが御神体である沖ノ島は4世紀から1600年以上にわたり国家的な祀りごとの場、その遺物が手つかずの状態で残されており世界遺産となりました。海の正倉院ともいわれています。

大島 世界遺産
沖津宮遥拝所おきつみやようはいじょ
沖ノ島は島そのものが御神体なので神官やそれに準ずる男性しか上陸を許されていません、女人禁制の島なのです。限られた人しか沖ノ島へ立ち入る事ができないため、この遥拝所から航海の安全祈願を行ってきました。島民たちは沖ノ島の禁忌と遥拝の伝統を今も引き継いでいます。


大島 世界遺産
大島中津宮おおしまなかつみや
ここでは年間を通してたくさんの神事が受け継がれ三女伸の湍津姫神たぎつひめが祀されています。

九月吉日に沖ノ島から田心姫神たごりひめを神官と共に迎えに行くのも大島島民の大切なお勤めの一つです。
みあれ祭までの約1ヶ月間、中津宮には二姫神がおられる特別な期間です。



神事として一番大きな祭、10月1日は三女神が一つに集まるみあれ祭は海の安全と豊漁祈願神事が行われる神事です。沖ノ島への崇拝を核とした宗像三女神が、宗像大社に集まる祭事は全国から多くの見物客が訪れその様子をテレビ各局のヘリコプタが神幸を空撮しています。沖ノ島と大島の二女神を乗せた御座船が大島をスタートする大島では女性たちが総出で神幸の無事をを祈りながら船団を見送ります。女性が乗船することは禁忌とされているからです。
大島をスタートした船団は地島を回って宗像大辺津宮で待つ市杵島姫神いちきしまひめ宗像大社むなかたたいしゃへと進みます。私たちや観光客は宗像市本土の神湊こうのみなとや北斗の水汲み公園などからその様子を見ることができます。御座船を守りながら轟々ごうごうと進む船団の雄姿は圧巻です。

むなかたの<br>テンちゃん
むなかたの
テンちゃん

なるほど、神宿る島「沖ノ島」を守ってるから神守る島「大島」なんだ。
「沖ノ島」を守るための神事を大島のみんなはすっと大切にしているんだね。

塩じぃは大島村最後の村長でした。合併のとき沖ノ島の住所にこだわったそうです。そして最終的に沖ノ島の正式住所は「宗像市大島沖ノ島」に決まりました。
”これで誰でも沖ノ島は大島が守っとぉってわかるやろ”とおっしゃってます。

むなかたの<br>テンちゃん
むなかたの
テンちゃん

大島にはもう一つ大切な七夕伝説も有るって聞いたよ。詳しく教えて

大島中津宮には七夕発祥伝説があります。天照大神が弟スサノウの真意を確かめるために口に含んだと伝わる天ノ真名井あまのまないと言われる神聖な井戸が天の川に注いでいます。その天の川の左右に分かれて織姫と牽牛が祭られており、旧暦の8月7日には七夕祭が行われます。この祭は800年以上前から伝わる神事です。ここ数年地元の有志たちによって竹灯籠で飾られる中津宮は幻想的な雰囲気を醸し出して参拝者が年々増加しています。浴衣で来られた方は帰りのフェリー代が無料になるお祭りならではのサービスもあって帰りの臨時便が毎年3便出る程島内が一番にぎわう祭事「七夕祭」です。

大島村商店では7月7日に汲み上げた海水で作る七夕限定「想いを結ぶ塩」の販売をしています。毎年即完売の大人気商品です。

むなかたの<br>テンちゃん
むなかたの
テンちゃん

中津宮はとてもロマンチックな場所でもあるんだね。

神守る島・七夕発祥の地「大島」の海水で作られる天然塩、大島の神話性を大切に受け継いで来た大島村最後の村長塩じぃが奥様と二人で手間暇かけて作る天然塩。それが大島の塩なのです。
まろやかな塩味の美味しさは当サイト内の「料理店」や 「商品」をご参照ください。
手間暇かけて作られる様子は「塩つくり」でご確認ください。